ダイアログキャンプとは

自然の中での対話(ダイアログ)と焚き火(ファイアーセラピー)

ダイアログキャンプとは、心理カウンセラーがサポートする、ダイアログ(=対話)を重視したキャンプです。

大自然の中、たき火を囲んで、自然に対話できる時間を作ることで、 日頃の悩みを捉えなおすきっかけを提供したいと考えています。

 子どもには…
  仲間とのワークショップを通じて、自分を知る機会に
 大人には…
  ファイヤーセラピーを通じて、心のリフレッシュを
 家族には…
  キャンプ活動を通じて、家族の対話の時間と場に


ダイアログ=「対話」することの効果とは

大人も子ども対話を通じて、自信をつけ、自分を受け入れられるようになること。それが「ダイアログ=対話」の効果です。

ダイアログキャンプでは、これまでずっと心の中に溜めてきた悩みも、キャンプをともにする仲間や、一緒に参加している心理カウンセラーに、自然に話をすることができます。

そして話をきちんと聞いてくれる相手がいることで、悩みを抱えた自分自身も受け入れられるようになります。(心理学用語では、これを「自己受容」効果と呼んでいます)。

自分自身についての直接的な影響はもちろんですが、保護者の方の気持ちが変化することにより、間接的にお子さんに対して良い影響も与えることになります。



なぜたき火(ファイアーセラピー)なのか

たき火には人を癒す効果があり、ダイアログキャンプではそれを「ファイヤーセラピー」と呼んでいます。

なぜ、たき火には人を癒す効果があるのでしょうか? それは、「1/f ゆらぎ」が関係していると言われています。これは、自然界に存在する波の音、風の吹く音、小川のせせらぎの音、炎のゆらぎ、木々のざわめきなどは、ゆらぎ、変化しながらも必ず「1/f」のリズムになっているというものです。

実は私たち人間の心臓の鼓動も、「1/f ゆらぎ」のリズムを刻んでいています。こうした体のリズムと同じ「1/f ゆらぎ」のリズムで動く炎を見つめていると、私たちの脳の状態も「1/f ゆらぎ」状態となり、心が癒され、快適になるのです。こうして脳と体が同じ「1/fゆらぎ」のリズムとなるということは、まさに「心と身体が一致した」状態であると言えます。


また、たき火を囲んで「対話」をすると、初対面の人でも安心して話ができるという効果もあります。 それは、人類のDNAに刻み込まれ、受け継がれてきたものによるのではないでしょうか。 昔から火は大切に守られ、一日の終わりには囲炉裏などの火を囲みながら家族が団欒してきたのです。

たき火のオレンジ・黄色・赤色というカラーも、人の心理にポジティブに働きかけます。

オレンジ…人の心を明るくし、チャレンジしていく気力をつくる働き
黄色…明るいコミュニケーション能力を高める働き
赤色…心身に活力と自信を与え、ポジティブシンキングを助ける


心理カウンセリングを受け、カウンセラーに話を聴いてもらうことも心の浄化作用となります。しかしより高いカウンセリング効果を生み出すために、「心と身体が一致」する環境で、 「ファイヤーセラピー」をメインに、対話(ダイアログ)の場となるものを作りたい。そんな想いで生まれたのが、「ダイアログキャンプ」なのです。